設問4
(1) 管理者：ウイルス定義ファイルの自動配信を設定する。
  作業者：NTをオフィスLANに接続する。
NTが初期化されるから上記対応ということでしょうか？

(2) 効果：業務データを端末に保存して社外へ持ち出すことを防ぐため
  理由：V-PCを経由しないと業務システムに接続できないから
V-PCから業務システムに接続すれば業務データを端末に保存することは可能ではないでしょうか？

少々この問題は古く、現在の常識から考えると違うと思われる点もあるので、
注意してください。

(1)
P17 図5 V社製のNTの仕様（抜粋）の(iii)
「ファイルの配信を自動で行うことができる。」とあります。
NTにウイルス対策ソフトをインストールした場合、ウイルス定義ファイルは
(iii)の機能を用いて、管理者が自動配信設定する必要があると考えられます。
ウイルス定義ファイルの更新が1日に数回行われるようなケースも考えられますので、
この作業は非常に労力がかかります。
「NTが初期化されるから」は関係ないと思われます。

(2)
シンクライアントとV-PCは画面データとキーボード＆マウスの入力データのみ
やり取りします。V-PCのデータをシンクライアントには保存できません。
シンクライアント導入後は業務システムへアクセスするのはV-PCのみに限定
すべきです。
シンクライアントが業務システムに直接アクセスすると、シンクライアントに
データが保存されてしまう可能性あるからです。
そのため、オフィスLANからのアクセスはVDI-LANのみに制限することとした
というのが解答になります。

この投稿は投稿者により削除されました。(2023.03.28 19:52)

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