SCの学習の参考になるかもしれないマンガを紹介します。
ならなくても学習の息抜きくらいにはなるでしょう。

・王様達のヴァイキング
ハッカーが主人公のマンガです。数あるハッキングのマンガの中で
一番技術考証が正確です。
主人公がThinkPadをつかっているところもポイント高いです。

・闇金ウシジマくん
もはや説明不要です。
このマンガに登場するような悪人たちが、セキュリティの攻撃者なのかも
しれません。
特に「不正のトライアングル」を犯しそうな人間のオンパレードで、
そういった点が参考になります。

王様達のヴァイキングは「マルウェア」と呼称すべきところを間違って「ウイルス」としたり、正しく「マルウェア」としたりする表記のブレが残念でした。
何度か読者アンケートで指摘しましたから単行本化で訂正されているかもしれません。

闇金ウシジマくんにクラッキングの具体例は登場しませんが、詐欺師が詐欺師を騙す漫画の『クロサギ』ではわずかに紹介されています。
『新クロサギ』『新クロサギ完結編』は掲載誌休刊に伴い本編を題名変更したもので、『クロサギ再起動』は本編完結後の再ドラマ化に合わせて集中連載された外伝です。

分野を問わずスペシャリストを目指すのであれば最初に読むべきは『アオアシ』です。
サッカー漫画として認知されていますが、作者や編集者のプロフェッショナル論をサッカー業界で描いたビジネス漫画です。
言語化し難い「知っている」と「理解する」の違い等が文章に加えて絵と物語で解説されています。一番下手な主人公が基礎を理解した瞬間に誰も思いつかない応用を生み出すのが見せ場です。

クロサギを除いて6つの漫画が連載されたのはビッグコミック スピリッツです。

映画やドラマや小説（SF含む）はかなりあるのに、本格的なセキュリティ漫画、って案外ありませんよね。劇画化が難しい分野なのかもしれません。（クラッカーが直接リアルで被害会社に乗り込んでルーターを乗っ取る、って某CSIドラマでもあったような？）

今更ですが、私は鬼滅も微妙にセキュリティ入ってないかと突っ込んでます。
隠し里の隠蔽方法はTor？無限城における鳴女の機能はＡＤかＤＮＳ？とか、それを乗っ取ったゆしろう君は水攻め攻撃をしたのだろうか？とか、無惨は結局無限城というシステムにおける鳴女のセキュリティを軽視したために敗北したんじゃね？（つか何の対策もしてない）とか・・・

気分転換しずぎました。ごめんなさい。