令和元年秋期試験問題 午前Ⅱ 問19
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IPv4ネットワークにおいて,IPパケットの分割処理と,分割されたパケットを元に戻す再構築処理に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- IPパケットの再構築処理は宛先のホストで行われる。
- IPパケットの再構築処理は中継するルータで行われる。
- IPパケットの分割処理は送信元のホストだけで行われる。
- IPパケットの分割処理は中継するルータだけで行われる。
正解 ア問題へ
分野 :テクノロジ系
中分類:ネットワーク
小分類:ネットワーク方式
中分類:ネットワーク
小分類:ネットワーク方式
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解説
まず、IPパケットの分割処理について簡単に説明します。
IPは1パケットで最大65,535オクテットのペイロードを格納できます。しかし、データリンク層のプロトコルは、イーサネット:1,500オクテット、FDDI:4,352オクテットというように、IPパケットよりも最大転送単位(MTU:Maximum Transfer Unit)が小さくなっています。このため、IPパケットのサイズが送出先データリンクのMTUより大きい場合には、IPパケットを幾つかのフレームに分割して送信することになります。この分割処理をIPパケットのフラグメント化といいます。IPパケットの分割処理は、通信経路となるデータリンクに応じて「送信元ホスト」や「中継するルータ」で行われます。そして、分割されたIPパケットの再構築処理は「宛先ホスト」だけで行われます。再構築処理が宛先ホストだけで行われるのは中継するルータに負荷を掛けないためです。
IPは1パケットで最大65,535オクテットのペイロードを格納できます。しかし、データリンク層のプロトコルは、イーサネット:1,500オクテット、FDDI:4,352オクテットというように、IPパケットよりも最大転送単位(MTU:Maximum Transfer Unit)が小さくなっています。このため、IPパケットのサイズが送出先データリンクのMTUより大きい場合には、IPパケットを幾つかのフレームに分割して送信することになります。この分割処理をIPパケットのフラグメント化といいます。IPパケットの分割処理は、通信経路となるデータリンクに応じて「送信元ホスト」や「中継するルータ」で行われます。そして、分割されたIPパケットの再構築処理は「宛先ホスト」だけで行われます。再構築処理が宛先ホストだけで行われるのは中継するルータに負荷を掛けないためです。
- 正しい。再構築処理は宛先ホストで行います。
- 再構築処理は宛先ホストで行います。
- 分割処理は中継するルータでも行います。
- 分割処理は送信元ホストでも行います。
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