平成24年秋期試験問題 午前Ⅱ 問19
問19解説へ
2台のPCをIPv6ネットワークに接続するとき、2台ともプレフィックスが2001:db8:100:1000::/56のIPv6サブネットに入るようになるIPアドレスの組合せはどれか。
正解 ウ問題へ
分野 :テクノロジ系
中分類:ネットワーク
小分類:通信プロトコル
中分類:ネットワーク
小分類:通信プロトコル
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解説
IPv6は、Ipv4の4倍となる128ビットのアドレス長をもつため、IPv4の表記法(8ビットずつ"."(ピリオド)で区切り10進数で表記)とは異なる表記法が採用されています。
IPv6の表記法は、RFC4291で定められていて、基本的には以下のように16ビットごとに":"(コロン)で区切り16進数で表記します。
[IPv6の表記例]
2001:0db8:1234:5678:90ab:cdef:0000:0000
さらに、アドレスを短く表記するための次のような2つのルールがあります。
IPv6の表記法は、RFC4291で定められていて、基本的には以下のように16ビットごとに":"(コロン)で区切り16進数で表記します。
[IPv6の表記例]
2001:0db8:1234:5678:90ab:cdef:0000:0000
さらに、アドレスを短く表記するための次のような2つのルールがあります。
- 「:」で区切られた部分(フィールド)がすべて0となり、この条件を満たすフィールドが2個以上続く場合、以下の例のように、0を省略して「::」と表記することができる(1つのアドレス内で1回のみ使用可能)
- 「:」で区切られたフィールドの中で、 先頭から連続する0を省略して表記することができる
- [1台目のPC]
49ビット~56ビットは"::"、つまり"00"…「×」
[2台目のPC]
49ビット~56ビットは"::"、つまり"00"…「×」 - [1台目のPC]
49ビット~56ビットは"10"…「○」
[2台目のPC]
49ビット~56ビットは"20"…「×」 - 正しい。
[1台目のPC]
49ビット~56ビットは"10"…「○」
[2台目のPC]
49ビット~56ビットは"10"…「○」
両方のPCが設問のIPv6サブネットに入るため適切な組合せです。 - [1台目のPC]
49ビット~56ビットは"11"…「×」
[2台目のPC]
49ビット~56ビットは"12"…「×」
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