平成25年秋期試験問題 午前Ⅱ 問18
問18解説へ
コンピュータとスイッチングハブ(レイヤー2スイッチ)の間,又は2台のスイッチングハブの間を接続する複数の物理回線を論理的に1本の回線に束ねる技術はどれか。
- スパニングツリー
- ブリッジ
- マルチホーミング
- リンクアグリゲーション
正解 エ問題へ
分野 :テクノロジ系
中分類:ネットワーク
小分類:データ通信と制御
中分類:ネットワーク
小分類:データ通信と制御
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解説
リンクアグリゲーションは、複数の物理的な回線を仮想的に束ね、論理的な1つの回線として取り扱う技術で、IEEE 802.3adとして標準化されています。
100Mbpsの物理回線を2本束ねれば200Mbpsの通信帯域幅というように、物理的回線の帯域を合計した量の仮想帯域を使用することができるようになるため、高速回線を用いなくても通信帯域を拡大することが可能です。また一つの回線に障害が発生しても他の回線で通信を続けることができるため耐障害性にも優れています。
したがって「エ」が正解です。
100Mbpsの物理回線を2本束ねれば200Mbpsの通信帯域幅というように、物理的回線の帯域を合計した量の仮想帯域を使用することができるようになるため、高速回線を用いなくても通信帯域を拡大することが可能です。また一つの回線に障害が発生しても他の回線で通信を続けることができるため耐障害性にも優れています。
したがって「エ」が正解です。
- スパニングツリーは、ループ状になっているネットワークにおいてパケットが永久に周回するのを防ぐための手法です。
- ブリッジは、OSI基本参照モデルのデータリンク層レベルでLAN間を接続する機器です。
- マルチホーミングは、インターネット回線を複数の回線で接続し、1つの回線が切れてもほかの回線で通信し続けられるようにするという耐障害性の向上や負荷分散を行う仕組みです。
- 正しい。
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