平成29年春期試験問題 午前Ⅱ 問19
問19解説へ
PCやスイッチングハブがもつイーサネットインタフェース(物理ポート)の,Automatic MDI/MDI-Xの機能はどれか。
- コネクタの送信端子と受信端子が正しい組合せとなるように,自動で判別して切り替える機能
- 接続した機器のアドレスを学習し,イーサネットフレームを該当するインタフェースにだけ転送する機能
- 通信経路のループを自動的に検出する機能
- 通信速度や,全二重と半二重のデータ通信モードを自動的に設定する機能
正解 ア問題へ
分野 :テクノロジ系
中分類:ネットワーク
小分類:ネットワーク方式
中分類:ネットワーク
小分類:ネットワーク方式
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解説
Automatic MDI/MDI-Xは、機器のポート同士を接続する際にストレート/クロスのどちらのケーブルを使用しても、通信相手のイーサネットポートの種類(MDI/MDI-X)を自動判別して適切な方法で接続できる機能です。
イーサネットポートには、コネクタの8ピンのうち1,2番を送信、3,6番を受信に使用するMDIと、1,2番を受信、3,6番を送信に使用するMDI-Xの2種類があります。この違いによって受信と送信のポートを正しい接続するためには、MDIとMDI-Xの接続ではストレートケーブル、MDI同士またはMDI-X同士の接続では配線が反転したクロスケーブル、というように適切なケーブルを選択する必要がありました。この使い分けの煩雑さを解消するために考案された仕組みが「AutomaticMDI/MDI-X」です。
この機能に対応したポートであれば、自身と相手のポートの極性を自動で判別し適切な方法で接続するのでケーブルの使い分けが不要になります。
イーサネットポートには、コネクタの8ピンのうち1,2番を送信、3,6番を受信に使用するMDIと、1,2番を受信、3,6番を送信に使用するMDI-Xの2種類があります。この違いによって受信と送信のポートを正しい接続するためには、MDIとMDI-Xの接続ではストレートケーブル、MDI同士またはMDI-X同士の接続では配線が反転したクロスケーブル、というように適切なケーブルを選択する必要がありました。この使い分けの煩雑さを解消するために考案された仕組みが「AutomaticMDI/MDI-X」です。
この機能に対応したポートであれば、自身と相手のポートの極性を自動で判別し適切な方法で接続するのでケーブルの使い分けが不要になります。
- 正しい。AutomaticMDI/MDI-Xの説明です。
- ブリッジが持つMACアドレス学習&転送機能の説明です。
- スパニングツリープロトコルの説明です。
- オートネゴシエーションの説明です。
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