平成30年秋期試験問題 午前Ⅱ 問19
問19解説へ
クラスDのIPアドレス(224.0.0.0~239.255.255.255)に関する記述として,適切なものはどれか。
- DHCPサーバが見つからないときの自動設定アドレスに使用される。
- IETFでの実験用アドレスとして予約されており,一般には使用されない。
- UDPなどを用いるマルチキャスト通信で使用される。
- 小規模なネットワークでプライベートアドレスとして使用される。
正解 ウ問題へ
分野 :テクノロジ系
中分類:ネットワーク
小分類:通信プロトコル
中分類:ネットワーク
小分類:通信プロトコル
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解説
クラスDのIPアドレスは、特定のグループに所属する全てのホストに同時送信を行う「マルチキャスト」で使用されるアドレスです。
ビット列の割り振りは、32ビットのうち先頭4ビットがクラスDを表す「1110」で、アドレスの残りの28ビットが送信対象となるグループ番号を指定する部分として使われます。
ビット列の割り振りは、32ビットのうち先頭4ビットがクラスDを表す「1110」で、アドレスの残りの28ビットが送信対象となるグループ番号を指定する部分として使われます。
- リンクローカルアドレスの説明です。DHCPサーバが見つからないときに、APIPA(Automatic Private IP Addressing)の機能の働きにより割り振られるIPアドレスです。※IPv4の場合 169.254.*.*
- クラスEのIPアドレス(240.0.0.0~255.255.255.255)の説明です。
- 正しい。
- クラスCのIPアドレスの説明です。クラスDのIPアドレスは、プライベートアドレスとしてホストに割り当てることができません。
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