午後試験の形式変更について

黒味さん  
(No.1)
昨年から午後1と午後2が統一されましたが、これは両方それぞれで6割取らなければいけなかったのが、午後の2問を合わせて6割取れば大丈夫に変わったという理解で合っていますか?

午後の試験時間が結構減っていますが、問題が簡単になったのかボリュームが減ったりしたんですか?
2024.04.02 20:13
pixさん 
SC ダイヤモンドマイスター
(No.2)
>昨年から午後1と午後2が統一されましたが、これは両方それぞれで6割取らなければ
>いけなかったのが、午後の2問を合わせて6割取れば大丈夫に変わったという理解で
>合っていますか?
はい。その理解であっています。
暗黙の了解であり、周知の事実になりますが、IPAの午後試験は絶対評価ではなく、
相対評価です。そのため、60点取れば合格ではありません。
IPAによって合格率を一定にするために得点調整が行われて、その結果合格水準に
達した方に60点以上の得点が与えられます。

旧制度のR5春は通過率が
午前2:80%,午後1:56%,午後2:58%
でした。
新制度のR5秋は通過率が
午前2:70%,午後:42%
でした。

午前2は絶対評価なので得点調整はありません。しかし問題の難易度を上げる
ことにより、通過率を絞ってくるようです。
午後の通過率は42%でした。
いろいろな要素を加味すると、午後の通過率は40%程度と考えておくのが
宜しいかと思います。

>午後の試験時間が結構減っていますが、問題が簡単になったのかボリュームが
>減ったりしたんですか?
概算ですが、午後のボリュームは以前の75%程度に減りました。
しかし、問題の難易度はやや上がったように感じます。
難易度というよりも、傾向が変わったというのがあっているかもしれません。
2024.04.02 20:45
橙色文書さん 
(No.3)
正確には2問合わせて60点以上で合格です。
「割」の母数が点数であればご認識の通りで「ほぼ」間違いないでしょう。

過去の統計を見れば明らかな通り、受験者のおよそ5人に1人しか合格できないと「決まっている」ようですから、「60点以上取ると合格」というより「合格者に60点以上が与えられる」という表現が実態に合っています。

ただし、当落ラインの特定の受験者集団の得点を操作するようなインチキではなく、受験者の人数が想定内に収まるように各問50点満点の配点内訳を調整している・・・と私は推測しています。
2024.04.02 20:55
黒味さん  
(No.4)
丁寧な回答ありがとうございます。
点数調整は、運が絡んできてしまうのでなかなか辛いですね。

午前2の通過率が思ってたよりも低かったです。
70%なのか
2024.04.02 22:18
黒味さん  
(No.5)
変更後の午後2は  試験時間150分でどの問題を選んでも大体75分ぐらい目安の難易度と考えていいのでしょうか?

元々120分相当の午後2の75%で90分ぐらいかかりそうな問題と、90分の午後1の75%で67分ちょいで終わりそうな問題が混ざってたりしませんよね?
2024.04.02 23:01
橙色文書さん 
(No.6)
新午後の前例はR5秋の1回分しかありません。
各問の記述量には明らかな差がありますが、個人差もありますのでご自身で実際に計測してみましょう。

合格者が特定の問題に偏ると所管官庁等が問題の質を疑問視するでしょうから、(受験者と問題の相性を除いて)各問に有利不利はないはずです。
ただし、短時間で解ける問題は設問の数や回答の文字数が少ないため、わずかなミスで不合格圏(30点未満)に落ちる危険性を感じます。

運に関連して、例えば旧午後の通過率Ⅰ60%・Ⅱ60%が新午後の通過率36%に相当しますが、旧午後は成績上位50%に入れない実力の採点対象者でも運が良ければ最下位通過2回で合格できました。
新午後は並みの成績では最下位合格すらできなくなったため運の要素が減ったように思えます。
2024.04.04 20:26

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