ハッシュ関数の質問

AP2さん  
(No.1)
例えばA-PCで「あいうえお」をハッシュ化すると
QWERTYUIという結果が返り、「かきくけこ」をハッシュ化すると
ASDFGHJKという結果が返るとします。

同様にB-PCで「あいうえお」をハッシュ化すると
QWERTYUIという結果が返り、「かきくけこ」をハッシュ化すると
ASDFGHJKという結果が返るというのがハッシュ関数の特徴だと思います。

端末を変えても結果が同じになるのであれば、ハッシュ関数は何らかの
一定の法則に基づいてハッシュ化の処理を行っていると思うのですが、
この法則性さえ見破ることができれば、ハッシュ関数は機密性を
保てなくなるのではないでしょうか?

もしかすると、これが「危殆化する」ということでしたでしょうか…?
教えてくださいませ。
2024.08.25 13:45
pixさん 
SC ダイヤモンドマイスター
(No.2)
>この法則性さえ見破ることができれば、ハッシュ関数は機密性を
>保てなくなるのではないでしょうか?
発想が逆です。
暗号学において、強いアルゴリズムは一般公開されていることが前提です。
もちろんハッシュ関数のアルゴリズムも一般公開されており、だれでも
その法則を知ることが簡単にできます。
これは危たい化ではありません。

一般に法則が知られていたとしても、同じハッシュ値となるメッセージを
探すことが困難であるというのが原像計算困難性です。

暗号学において、公開鍵暗号とハッシュ関数は最初は特に概念が難しいです。
このあたりは、いわゆる結城本「暗号技術入門 第3版  秘密の国のアリス」に
詳しく書いてあります。
2024.08.25 16:11
AP2さん  
(No.3)
考え方が真逆でしたか…。
勉強になりました。
ありがとうございました!
2024.08.25 18:22
橙色文書さん 
(No.4)
試験が終わった後でいいですから、Linuxのmd5sumコマンドなどを操作して疑問点を解消しましょう。
2024.08.27 20:55
AP2さん  
(No.5)
分かりました…勉強してみます!
2024.08.29 21:28
kimamaさん 
(No.6)
合格には技術的な理解が必須ですが、おもしろいたとえ話をしましょう

ミキサー→ハッシュ半数
平文→料理
ハッシュ値→ミキサーに1時間かけたもの

同じ料理をミキサーにかけると必ず同じものになります。
料理をミキサーにかける(ハッシュ化)するのは誰でも簡単にできますが、
ミキサー後の液体から料理名を当てることはものすごく困難です。
理論的には成分の重さ等を調べれば特定可能かもしれませんが、相当な労力でしょう。

みんなが同じミキサーを持っていてもミキサーされたあとの液体だけを見て料理を判断できません。

イメージはこんな感じですが,pix様の言われた本をある程度読んでみるとよいでしょう
2024.09.01 00:36
AP2さん  
(No.7)
遅くなりました。
なるほどです…分かりやすい例え、ありがとうございます!
2024.09.06 19:37

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