平成31年春期試験問題 午前Ⅰ 問15
問15解説へ
WAFの説明はどれか。
- Webアプリケーションへの攻撃を検知し,阻止する。
- Webブラウザの通信内容を改ざんする攻撃をPC内で監視し,検出する。
- サーバのOSへの不正なログインを監視する。
- ファイルへのマルウェア感染を監視し,検出する。
正解 ア問題へ
分野 :テクノロジ系
中分類:セキュリティ
小分類:セキュリティ実装技術
中分類:セキュリティ
小分類:セキュリティ実装技術
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解説
WAF(Web Application Firewall)は、通過するパケットのIPアドレスやポート番号だけでなくペイロード部(データ部分)をチェックすることで、Webアプリケーションに対する攻撃を検知し、遮断することが可能なファイアウォールです。チェックされる内容には「URLパラメータ」や「クッキーの内容」などのHTTPヘッダー情報や、「POSTデータの内容」などのメッセージボディ部などがあります。
本来、Webシステムへの攻撃はWebアプリケーション側で対処すべき問題ですが、脆弱性のないWebアプリケーションを作成するためには専門的な知識や技術が必要であるため、全てのWebアプリケーションのセキュリティ対策を万全にすることは難しいのが現実です。WAFはこのようなセキュリティ対策の不十分さを補完し、Webアプリケーションの堅牢性を高める役割をもちます。
本来、Webシステムへの攻撃はWebアプリケーション側で対処すべき問題ですが、脆弱性のないWebアプリケーションを作成するためには専門的な知識や技術が必要であるため、全てのWebアプリケーションのセキュリティ対策を万全にすることは難しいのが現実です。WAFはこのようなセキュリティ対策の不十分さを補完し、Webアプリケーションの堅牢性を高める役割をもちます。
- 正しい。WAFの説明です。
- SSL/TLSの機能です。WAFはWebサーバの前段に設置されます。
- HIDS(ホスト型IDS)の説明です。
- ウイルス対策ソフトの説明です。
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