情報処理安全確保支援士(情報セキュリティスペシャリスト) 試験情報＆徹底解説

SCの過去問では、digitalの読み方は長い間「ディジタル」でした。
過去問にもディジタル署名などと記載されていました。
しかし、直近の過去問で「デジタル」という記載になっていたので、
調べてみました。

・「ディジタル」と「デジタル」のおおよその使い分け
「ディジタル」  JIS用語で定義、学術・工業分野で使用
「デジタル」  一般用語として定着
となっており、SCは用語として「ディジタル」を使用していました。

・SCのシラバスでの用語例
シラバス追補版（3.0）2019年「ディジタル」
シラバス追補版（3.1）2020年「デジタル」※ここで変更された

時期から推測するに「デジタル庁」の発足を期に変えたようです。
IPAも国家試験を管轄しているので、政府の用語使用に習ったものと
考えられます。

pixさん、興味深い投稿ありがとうございます。

情報処理技術者試験の中でも、シラバスの改訂が頻繁なITパスポート試験で
調べてみました。

  シラバス3.0（2015年5月改訂）まで…「ディジタル」と表記
  シラバス4.0（2018年8月改訂）以降…「デジタル」と表記

デジタル庁が発足したのは2021年9月1日なので、IPAはその前年には読み方を
変えていましたね。
その後、シラバスのバージョンは4.1、5.0、6.0と改訂が進んでいます。

読み方を変えたのはデジタル庁発足の約3年前でした。失礼しました。