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令和3年秋期  午後2の問1  設問5  (2)JとK [1557]

 アイスさん(No.1) 
https://www.ipa.go.jp/shiken/mondai-kaiotu/gmcbt8000000apad-att/2021r03a_sc_pm2_qs.pdf

jとkのどちらもアカウントを削除と答えてしまったのですが、アカウントの無効化とアカウントの削除の判断基準がわかりません。どちらも利用できなくすることで変わりない感じがします。

この手の問題が出た際、どういう場合が無効化でどういう場合が削除と答えればよいのでしょうか。
アカウントの無効化の場合は、盗難されたと思っていたが、戻ってきたときに有効化できるためとかで、退職者は絶対使う必要がないため削除という感じなんでしょうか。
2024.04.20 17:02
pixさん(No.2) 
SC ダイヤモンドマイスター
>アカウントの無効化とアカウントの削除の判断基準がわかりません。
>どちらも利用できなくすることで変わりない感じがします。
アカウントの無効化と削除では大きな違いがあります。

アカウントの無効化
・無効化するためにかかる時間は少ない(数分程度)
・再度有効化することができる
本文中に「直ちに」とあるので、アカウントの無効化が適切と考えられます。
その後、時間的猶予ができ、本当にアカウントの削除が可能になった際に
削除すればよいと想定されます。

アカウントの削除
・削除するための時間が多少かかる(数時間程度)
・削除してしまうと、アカウントに紐づくデータが連鎖的に削除される場合がある
  SNSなどを例にあげると、アカウントを削除すると、連鎖的に投稿したデータが
  すべて削除され、復元することはできなくなる
盗難が発生したからといって、アカウントを削除すると、紐づいているデータが
すべて削除されてしまいます。これでは盗難にあったユーザーの重要データが
削除される可能性が生じてしまいます。
また、アカウントの再作成にはいろいろな調整や準備が必要になる事があり、
長い場合は一週間以上かかるケースも想定されます。
2024.04.20 17:59
 アイスさん(No.3) 
たしかにアカウント削除したらデータ消えることありますもんね。
わかりやすい解説ありがとうございました!
2024.04.20 19:32
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