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情報処理安全確保支援士令和元年秋期 午前Ⅱ 問23
問23
マッシュアップを利用してWebコンテンツを表示する例として,最も適切なものはどれか。
- Webブラウザにプラグインを組み込み,動画やアニメーションを表示する。
- 地図上のカーソル移動に伴い,Webページを切り替えずにスクロール表示する。
- 鉄道経路の探索結果上に,各鉄道会社のWebページへのリンクを表示する。
- 店舗案内のWebページ上に,他のサイトが提供する地図探索機能を利用して出力された情報を表示する。
- [出題歴]
- 情報セキュリティ H27春期 問23
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法
正解
エ
解説
マッシュアップとは、Web上に公開されている様々なWebサービスを組み合わせて、新しいWebサービスを作り出す手法のことを指します。Web上には様々なWebサービスのAPIが公開されているため、自社開発をしなくてもそれらのWebサービスを積極的に活用することで、短期間でサービスを開発し、リリースすることができます。「マッシュアップ(Mashup)」は、異なる音源からトラックの一部をそれぞれ取り出してミックスし、ひとつの曲にする音楽の手法が語源です。
公開されているWebサービスには、SNSやサイトの情報を取得できるAPIをはじめ、Google Mapに代表される地図情報、AI技術を用いた画像認識、音声認識、動画関連、翻訳、EC情報など様々なものがあり、誰でもAPIを介してサービスを操作することができます。その機能を自分で一から開発して自サイトに実装するのに比べて、簡単に目的の機能をサービスに搭載できます。
他のサイトのWebサービスを利用して得られる情報を自サイトのコンテンツとして掲載しているのは「エ」だけなので、これが正解です。
公開されているWebサービスには、SNSやサイトの情報を取得できるAPIをはじめ、Google Mapに代表される地図情報、AI技術を用いた画像認識、音声認識、動画関連、翻訳、EC情報など様々なものがあり、誰でもAPIを介してサービスを操作することができます。その機能を自分で一から開発して自サイトに実装するのに比べて、簡単に目的の機能をサービスに搭載できます。
他のサイトのWebサービスを利用して得られる情報を自サイトのコンテンツとして掲載しているのは「エ」だけなので、これが正解です。
- プラグインは、Webブラウザなどのソフトウェアに後付けで追加機能を付加するものであり、Webサービスとは無関係です。
- Ajaxなどにより、自サーバから動的にデータを取得することで実現している機能なので不適切です。
- リンク先の情報取得などに他サイトのWebサービスを利用していないので例としては不適切です。
- 正しい。マッシュアップの例として適切です。