情報処理安全確保支援士令和2年秋期 午前Ⅱ 問23

問23

アジャイル開発のプラクティスの一つである"ふりかえり(レトロスペクティブ)"を行う適切なタイミングはどれか。
  • "タスクボード"に貼ったタスクカードが移動されたとき
  • 各"イテレーション"の最後
  • 毎日行う"朝会"
  • 毎日メンバーの気持ちを見える化する"ニコニコカレンダー"に全チームメンバーが記入し終えたとき

分類

テクノロジ系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法

正解

解説

"ふりかえり"は、イテレーション内で実施したことや起きたことを、最後にチーム全員でふりかえり、開発プロセス、コミュニケーション、その他様々な活動をよりよくする改善案を皆で考えることをいいます。

したがって、適切な実施タイミングは各イテレーションの最後です。
  • "タスクボード"とは、タスクを付箋などに書き出して皆から見えるボードに貼ることで、チームの抱えるタスクを見える化するものです。
  • 正しい。
  • "朝会"とは、毎朝、時間を決めて行われる関係者同士の短いミーティングのことです。チーム内のこまめな情報共有を目的とします。
  • "ニコニコカレンダー"とは、カレンダーにその日の気持ちを表すシールを貼るなどして、チームのムードやメンバーの気持ちを見える化するものです。
イテレーション(Iteration)
アジャイル開発における反復の単位で、分析、設計、実装、テストの一連の活動を含みます。アジャイル開発では、概ね数週間程度ごとにこの開発サイクルを繰り返して次第に完成度を高めていきます。
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