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情報処理安全確保支援士令和3年春期 午前Ⅱ 問24
問24
ディスク障害時に,フルバックアップを取得してあるテープからディスクにデータを復元した後,フルバックアップ取得時以降の更新後コピーをログから反映させてデータベースを回復する方法はどれか。
- チェックポイントリスタート
- リブート
- ロールバック
- ロールフォワード
分類
マネジメント系 » サービスマネジメント » サービスの運用
正解
エ
解説
ロールフォワードは、前進復帰と訳され、データベースシステムに障害が起こったときに、更新後ログを用いて今まで処理したトランザクションを再現し、システム障害直前までデータベース情報を復帰させる処理です。
ディスクの媒体障害が発生した際には、新しいディスクに入れ替えた後にフルバックアップデータからデータを復元し、続いてバックアップ時点から障害発生時点までのトランザクションの内容をロールフォワード処理でデータベースに適用します。
ディスクの媒体障害が発生した際には、新しいディスクに入れ替えた後にフルバックアップデータからデータを復元し、続いてバックアップ時点から障害発生時点までのトランザクションの内容をロールフォワード処理でデータベースに適用します。
- チェックポイントリスタートは、トランザクション障害やシステム障害から復帰するときに、直前のチェックポイント(データベース処理とディスク内容の同期ポイント)まで戻ってから再開する方法です。
- リブートは、システム障害などから回復するためにマシンを再起動することです。
- ロールバックは、トランザクション障害やシステム障害の発生でトランザクションが正常に終了しなかった場合に、更新前ログを用いてデータベースをトランザクション開始直前の状態に戻す処理です。
- 正しい。ロールフォワードは、更新後ログを用いてコミット済のトランザクションを再現し、データベースを障害発生直前の状態に回復する作業です。