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情報処理安全確保支援士令和4年秋期 午前Ⅱ 問21
問21
表Rと表Sに対して,次のSQL文を実行した結果はどれか。〔SQL文〕
SELECT R.X AS A, R.Y AS B, S.X AS C, S.Z AS D
FROM R LEFT OUTER JOIN S ON R.X = S.X
FROM R LEFT OUTER JOIN S ON R.X = S.X
分類
テクノロジ系 » データベース » データ操作
正解
ウ
解説
設問のSQL文は、
左外部結合(LEFT OUTER JOIN)とは、基準となる左表の行を全て抽出し、右表からは左表の行と自然結合できる行のみを抽出する結合です。左表の行と結合する行が右表に無い場合は右表の列の値をNULLとして結合します。したがって、R表とS表を左外部結合すると、両方に共通しているA002とA003の行は結合され、S表に存在しないA001とA005の行は値がNULLである行として結合されることとなります。この結果表から、R表の属性XをA、R表の属性YをB、S表の属性XをC、S表の属性ZをDと命名して列を抽出するので「ウ」の結果となります。
FROM R LEFT OUTER JOIN S ON R.X = S.X
R表とS表を属性Xで左外部結合した結果から、SELECT R.X AS A, R.Y AS B, S.X AS C, S.Z AS D
4つの列を抽出するものです。左外部結合(LEFT OUTER JOIN)とは、基準となる左表の行を全て抽出し、右表からは左表の行と自然結合できる行のみを抽出する結合です。左表の行と結合する行が右表に無い場合は右表の列の値をNULLとして結合します。したがって、R表とS表を左外部結合すると、両方に共通しているA002とA003の行は結合され、S表に存在しないA001とA005の行は値がNULLである行として結合されることとなります。この結果表から、R表の属性XをA、R表の属性YをB、S表の属性XをC、S表の属性ZをDと命名して列を抽出するので「ウ」の結果となります。