HOME»情報処理安全確保支援士令和4年秋期»午前Ⅱ 問23
情報処理安全確保支援士令和4年秋期 午前Ⅱ 問23
問23
SDメモリカードに使用される著作権保護技術はどれか。
- CPPM(Content Protection for Pre-Recorded Media)
- CPRM(Content Protection for Recordable Media)
- DTCP(Digital Transmission Content Protection)
- HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)
分類
テクノロジ系 » ソフトウェア開発管理技術 » 知的財産適用管理
正解
イ
解説
- CPPMは、コンテンツをメディアに暗号化した状態で記録し、再生時に対応した機器で復号することで違法コピーを防止する技術です。メディア内の暗号鍵と再生機器(またはソフトウェア)の機器鍵がそろわないと復号できない仕組みになっています。"for Pre-Recorded Media"どおり再生専用メディア用の規格です。
- 正しい。CPPMと概念的には同じ仕組みですが、"for Recordable Media"の言葉の通りこちらは記録可能メディアを対象とした規格です。SDメモリカードは書き換え可能メディアなので、著作権保護技術としてCPRMが使用されています。
- DTCPは、家庭内ネットワーク内において、著作権保護されたデジタルコンテンツを暗号化して伝送することでコピーや傍受を防ぐ技術です。
- HDMI端子が搭載されたデジタルAV機器に採用され、HDMI端子やDisplayPort端子から表示機器にデジタル信号を送るときに受信する経路を暗号化する方式です。