情報処理安全確保支援士令和5年秋期 午前Ⅰ 問16

問16

アプリケーションソフトウェアの開発環境上で,用意された部品やテンプレートをGUIによる操作で組み合わせたり、必要に応じて一部の処理のソースコードを記述したりして,ソフトウェアを開発する手法はどれか。
  • 継続的インテグレーション
  • ノーコード開発
  • プロトタイピング
  • ローコード開発
  • [出典]
  • 応用情報技術者
    令和5年秋期 問47と同題

分類

テクノロジ系 » ソフトウェア開発管理技術 » 開発プロセス・手法

正解

解説

  • 継続的インテグレーションは、システムのビルド、テストの実行を自動化し、短いサイクルで継続的に行うことで品質改善や納期短縮を図る手法です。
  • ノーコード開発は、用意されたパーツやテンプレートなどの部品を組み合わせることで、ソースコードを全く書かずにアプリケーション開発を行う手法です。記述には「必要に応じて一部の処理のソースコードを記述」とあるので、ノーコードではありません。
  • プロトタイピングは、システム開発プロセスの早い段階でシステムの試作品をつくり、利用者にそのイメージを理解させ、承認を得ながら開発を進めていく開発モデルです。
  • 正しい。ローコード開発は、用意されたパーツやテンプレートなどの部品を組み合わせることで、できる限りソースコードを書かずにアプリケーション開発を行う手法です。ノーコードとは異なり必要に応じて一部ソースコードが記述可能なので、ある程度のプログラミングの知識があれば必要に応じて追加のソースコードを記述することが可能で、機能の追加やインタフェース画面の変更など、現場のニーズに合わせて調整を行うことができるようになっています。
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