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情報処理安全確保支援士令和6年秋期 午前Ⅰ 問12
問12
- arp
- ipconfig又はifconfig
- netstat
- ping
- [出典]
- 応用情報技術者
令和6年秋期 問36と同題
分類
テクノロジ系 » ネットワーク » ネットワーク管理
正解
ア
解説
arp(アープ)は、ARPテーブルの管理に使用されるコマンドで、ARPテーブルの表示およびエントリの追加/削除の機能を提供します。IPアドレスから対応する機器のMACアドレスを得る、ARP(Address Resolution Protocol)と同名です。
//ARPテーブルの表示
arp -a
//エントリの追加
arp -s 192.168.1.10 00-14-22-01-23-45
//エントリの削除
arp -d 192.168.1.10
設問の「PCはこのプリンターを直前に使用しており」という記述から、このPCのARPテーブルにはプリンターのIPアドレスに対応するMACアドレスが登録されていること、それが有効期限内の情報であることが確認できます。上記の例のとおり、arpコマンドではパラメータとして「-a」を与えるとARPテーブルを表示できるので、その内容からプリンターのMACアドレスを知ることが可能です。arp -a
//エントリの追加
arp -s 192.168.1.10 00-14-22-01-23-45
//エントリの削除
arp -d 192.168.1.10
- 正しい。arpは、同じネットワーク内の端末のMACアドレスを得るコマンドです。
- ipconfig/ifconfigは、自端末のネットワーク設定情報を表示するコマンドです。ipconfigはWindows環境、ifconfigはUNIX環境で使用します。IPアドレスやサブネットマスクおよびデフォルトゲートウェイの情報などが得られます。
- netstatは、 自端末のTCP/IPネットワーク接続状況を調べるコマンドです。ルーティングテーブル、通信状態、通信相手、通信量などの情報が得られます。
- ping(ピン、ピング)は、対象ノードにパケットを送ることでネットワークの疎通診断を行う機能です。