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情報セキュリティスペシャリスト平成21年春期 午前Ⅱ 問17
問17
DBMSの排他制御機能に関する記述のうち,適切なものはどれか。
- 排他制御機能によって,同時実行処理でのデータの整合性を保つことができる。
- 排他制御機能の使用によって,デッドロックを防止できる。
- 排他制御はDBMSが自動で行い,アプリケーションプログラムからロック,アンロックの指示はできない。
- バッチによる更新処理では排他制御を行う必要はない。
分類
テクノロジ系 » データベース » トランザクション処理
正解
ア
解説
排他制御は、1つのトランザクションがデータを更新している間は、同じデータを更新する別のトランザクションの実行を待たせることで同時更新による更新消失を防ぎ、トランザクションの隔離性・一貫性を保つ仕組みです。
- 正しい。
- 排他制御を行っても複数のトランザクションが資源を獲得する順番によってはデッドロックが発生する可能性があります。
- アプリケーションプログラムから排他制御をコントロールすることができます。
- バッチ処理でも排他制御を適切に行う必要があります。