HOME»情報処理安全確保支援士掲示板»令和2年度秋、問2、設問2(2)
投稿する
問題にはどの方法で確認するかの記載がありませんが、
問題に出てくるSMTP over TLSや、上記にあるSPF、DKIMとかだと以下のようになるかと思います。
尚、パターンとしてはメールが直接くる①の場合と、メールが中継されてくる②の場合を考えます。
①委託先メールサーバ→外部メールサーバ
②委託先メールサーバ→中継メールサーバ→外部メールサーバ
・SMTP over TLS(サーバ証明書で委託先メールサーバを確認)
①のパターンは委託先メールサーバの真正性を確認可能。
②のパターンだと中継メールサーバとの確認となってしまい真正性の確認不可。
・SPF(DNSに委託先メールサーバのSPFレコードを登録し、エンベロープFROMと送信元メールサーバの一致を確認)
①のパターンは委託先メールサーバの真正性を確認可能。
②のパターンだとエンベロープFROMと中継メールサーバにて不一致となり認証に失敗する。
・DKIM(委託先メールサーバで署名を付与、DNSに検証用の公開鍵を公開、署名を検証する)
①、②のパターンともに委託先メールサーバの真正性を確認可能。
令和2年度秋、問2、設問2(2) [0599]
XSSを極めたい人さん(No.1)
IPAの解答はメールサーバですが、これはやはり、「ドメイン」では誤りでしょうか。
また、メールサーバの真正性を確認するとは、具体的にはどのように行うのでしょうか。SPFやDKIMとはまた別の方法でしょうか。
また、メールサーバの真正性を確認するとは、具体的にはどのように行うのでしょうか。SPFやDKIMとはまた別の方法でしょうか。
2021.02.13 09:28
関数従属さん(No.2)
>メールサーバの真正性の確認方法
問題にはどの方法で確認するかの記載がありませんが、
問題に出てくるSMTP over TLSや、上記にあるSPF、DKIMとかだと以下のようになるかと思います。
尚、パターンとしてはメールが直接くる①の場合と、メールが中継されてくる②の場合を考えます。
①委託先メールサーバ→外部メールサーバ
②委託先メールサーバ→中継メールサーバ→外部メールサーバ
・SMTP over TLS(サーバ証明書で委託先メールサーバを確認)
①のパターンは委託先メールサーバの真正性を確認可能。
②のパターンだと中継メールサーバとの確認となってしまい真正性の確認不可。
・SPF(DNSに委託先メールサーバのSPFレコードを登録し、エンベロープFROMと送信元メールサーバの一致を確認)
①のパターンは委託先メールサーバの真正性を確認可能。
②のパターンだとエンベロープFROMと中継メールサーバにて不一致となり認証に失敗する。
・DKIM(委託先メールサーバで署名を付与、DNSに検証用の公開鍵を公開、署名を検証する)
①、②のパターンともに委託先メールサーバの真正性を確認可能。
2021.02.14 17:33