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「複数のSMTPサーバを経由」と「メールの転送」を混同しているのではないでしょうか。
通常メールは複数のSMTPサーバを経由します。ですがその際にHeader-FROMは
変更されませんので、正常にSPFで検査されます。
しかし、個人の設定で受信したメールを別のメールアドレスへ転送する場合、
なにも対処しないと、Header-FROMとEnvelope-FROMのドメインがずれてしまいます。
その際はSPFの検査が失敗します。
対応としては転送する際にメールサーバ側でHeader-FROMを適切に変更するなどの
必要があります。
SMTPサーバを経由とメール転送は確かに混同しておりました。
転送のたびにエンベロープFROMが書き換わるから複数経由するとSPF使えないと思い込んでいたようです。
すっきりした気がします、ありがとうございます!
・Header-FROM
SMTPの「MAIL FROM」の値。
メールヘッダの「Return-Path」に設定される。
・Envelope-FROM
メールクライアントが設定した値。
メールヘッダの「From」に設定される。
・Received
メールサーバの通過記録
メールサーバを通過する度に上に追加されていく。
»[1412] 令和5年春 午後2 問2 設問2(1) 投稿数:3
»[1411] 平成31年春 午後Ⅰ 問2 設問2(1) 投稿数:3
【メール】複数経由したSPFについて [1414]
勉強中いきづまり子さん(No.1)
SPFは正規のメールサーバを経由して送信されたか確認できる仕組みと理解しています。
このSPFの検証は複数のSMTPサーバを経由して受信した場合でも確認はできるのでしょうか。
メールヘッダのReceivedには履歴があるため確認できると思ったのですが過去問で複数のメールサーバ経由は確認できないということを見て納得した経緯があり現在混乱しており確認させていただきたいです。(ただ確認したものがいつの年代か探せず・・)
例えば以下のようなパターンです。
メール送信(クライアント)
→送信メールサーバ1
→送信メールサーバ2
→送信メールサーバ3
→受信メールサーバ
→メール受信(クライアント)
このSPFの検証は複数のSMTPサーバを経由して受信した場合でも確認はできるのでしょうか。
メールヘッダのReceivedには履歴があるため確認できると思ったのですが過去問で複数のメールサーバ経由は確認できないということを見て納得した経緯があり現在混乱しており確認させていただきたいです。(ただ確認したものがいつの年代か探せず・・)
例えば以下のようなパターンです。
メール送信(クライアント)
→送信メールサーバ1
→送信メールサーバ2
→送信メールサーバ3
→受信メールサーバ
→メール受信(クライアント)
2024.03.16 11:23
pixさん(No.2)
★SC ダイヤモンドマイスター
>このSPFの検証は複数のSMTPサーバを経由して受信した場合でも
>確認はできるのでしょうか。
「複数のSMTPサーバを経由」と「メールの転送」を混同しているのではないでしょうか。
通常メールは複数のSMTPサーバを経由します。ですがその際にHeader-FROMは
変更されませんので、正常にSPFで検査されます。
しかし、個人の設定で受信したメールを別のメールアドレスへ転送する場合、
なにも対処しないと、Header-FROMとEnvelope-FROMのドメインがずれてしまいます。
その際はSPFの検査が失敗します。
対応としては転送する際にメールサーバ側でHeader-FROMを適切に変更するなどの
必要があります。
2024.03.16 11:35
勉強中いきづまり子さん(No.3)
>pixさん
SMTPサーバを経由とメール転送は確かに混同しておりました。
転送のたびにエンベロープFROMが書き換わるから複数経由するとSPF使えないと思い込んでいたようです。
すっきりした気がします、ありがとうございます!
2024.03.16 12:13
名無しさんさん(No.4)
関連のご質問です。
エンベロープフロム、ヘッダーフロム、レシーブドの違いがイマイチ理解出来ません。詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けないでしょうか?
エンベロープフロム、ヘッダーフロム、レシーブドの違いがイマイチ理解出来ません。詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けないでしょうか?
2024.03.16 15:18
pixさん(No.5)
★SC ダイヤモンドマイスター
>エンベロープフロム、ヘッダーフロム、レシーブドの違いがイマイチ理解出来ません。
>詳しい方がいらっしゃいましたら、ご教示頂けないでしょうか?
・Header-FROM
SMTPの「MAIL FROM」の値。
メールヘッダの「Return-Path」に設定される。
・Envelope-FROM
メールクライアントが設定した値。
メールヘッダの「From」に設定される。
・Received
メールサーバの通過記録
メールサーバを通過する度に上に追加されていく。
2024.03.17 06:54
納豆のたれさん(No.6)
Header-From と Envelope-From の説明があべこべでは?
メールヘッダの「From」に設定される。←ヘッダFromのことですよ
メールヘッダの「From」に設定される。←ヘッダFromのことですよ
2024.03.17 07:22
pixさん(No.7)
★SC ダイヤモンドマイスター
すみません。ご指摘のとおり、Header-From と Envelope-From の説明が逆でした。
2024.03.17 07:42
名無しさんさん(No.8)
ありがとうございました
2024.03.18 06:12
橙色文書さん(No.9)
封書の配達先に相当するのがエンベロープ(封筒)情報で、封書の中の手紙の本文の前に書く宛先・発信者・日付などに相当するのがヘッダー(前付)です。
ただし「エンベロープ情報」のような用語は通称であり、正確にはSMTPコマンド群で指定するデータ(メール本体)以外のパラメータのことです。
ただし「エンベロープ情報」のような用語は通称であり、正確にはSMTPコマンド群で指定するデータ(メール本体)以外のパラメータのことです。
2024.03.19 20:34
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