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平成31年春午後1問2 [1788]

 支援士さん(No.1) 
問題文
「②について、この時、サーバ証明書が信頼できない旨のエラーが表示されなかったのはなぜか。メールサービスPにHSTSが実装されていないことを踏まえ、理由を20字以内で述べよ。」

模範解答は「HTTPで接続が開始されたから」

状況として、SさんはメールサービスPではなく、攻撃者が用意したWebサーバにHTTPでアクセスしたため、サーバ証明書の検証が行われなかったということだと思いますが、この回答のどの部分が「メールサービスPにHSTSが実装されていないことを踏まえ」た回答になっているのでしょうか?

そもそもメールサービスPにアクセスした状況ではないのに「メールサービスPにHSTSが実装されていないことを踏まえた」回答を求められていること自体が理解ができないです。何か根本の理解が誤っているでしょうか。
2024.12.17 22:36
pixさん(No.2) 
SC ダイヤモンドマイスター
はい。スレ主様は以下の箇所を見落としています。
P9 「P社が提供するクラウドサービス型Webメールサービス(以下、メール
サービスPという)」
です。
2024.12.18 08:12
 支援士さん(No.3) 
ありがとうございます。ですが、分かりませんでした。。スミマセン。

・問題
Sさんは、メールサービスPにアクセスしたつもりだったが、実際にはWebブラウザは攻撃者が用意したWebサーバに接続していた。
サーバ証明書が信頼できない旨のエラーが表示されなかったのはなぜか?

・答え
httpで攻撃者が用意したWebサーバに接続したので、サーバ証明書の検証は行われず、エラーは表示されなかった。・・・それだけの事では?

・疑問
この答えに「メールサービスPにHSTSが実装されていないこと」が踏まえられている訳ではないですよね、と思うのですが。

もしSさんが接続した先がメールサービスPであれば、http…と入力してアクセスしてもhttpsにリダイレクトされるが、接続した先がWebサーバであったから、httpのまま接続されてしまった。
ってことなんでしょうか?

これでも、「メールサービスPがhttpでアクセスしてもhttpsにリダイレクトされる仕様であること」は踏まえていますが、メールサービスPにHSTSが実装されていないことを踏まえている訳ではないと思うんです。
2024.12.18 22:05
d-kさん(No.4) 
HSTSを実装されていた場合は、ブラウザがhttpアクセスをhttpsに置き換えます。
実際の名前解決先が攻撃者が用意したWEBサーバであったとしてもです。

結果的にhttpsでアクセスするので、証明書のエラーが起きます。

HSTSが実装されていない場合、正規のサーバにhttpでアクセスすればリダイレクトされますが、今回は攻撃者のサーバにアクセスしているのでリダイレクトされません。
httpでアクセスするのでエラーも表示されません。

HSTSが実装されていて、二回目以降のアクセスであれば「ブラウザが」httpsにおきかえるので今回のケースではエラーに気づけたという話です。
2024.12.19 01:55
 支援士さん(No.5) 
pixさん、d-kさんありがとうございます。

>HSTSを実装されていた場合は、ブラウザがhttpアクセスをhttpsに置き換えます。
>実際の名前解決先が攻撃者が用意したWEBサーバであったとしてもです。

d-kさん、この解説で理解できました。ありがとうございます!
2024.12.19 22:31
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